

Step3. また乗りたいと思ってもらう
とにかく一度サイクリングを経験してもらう事が出来たその後の話です。最初のサイクリングでは色んな事が初経験で、なかなか楽しむところまで余裕がないかも知れません。ガンバりすぎて脚がパンパンだったかも、食事やデザートを食べていた時も帰りの事で頭が一杯でゆっくり味わえなかったかも、お尻が痛くて最後の方は楽しむどころではなかったかも。
初めてサイクリングをしてすぐにたまらなく好きになる人も中にはいるでしょうが、最初はよく分からないのが普通だと思います。楽しかったと言えば楽しかったけど、すぐにでもまた行きたいかと言えばそうではないような...そんなどちらでもない人にこそもう一度乗って確かめてもらうべきです。「絶対イヤッ!」「二度と乗りたくない!」そう言われない限りもう一度誘いましょう。
相手の方も何となくサイクリングがどんなものなのかは体験済みなので「サイクリングでこんな所っていけるの?」や「今度はこんな所に行ってみたい」、「もっとエキサイティングなコースは?」などの具体的なリクエストが飛び出すかも知れません。
◎ポジティブなリアクションの場合
・もう一度同じコースを走る
前回のサイクリングの感想を聞いてみて「初めてでも走りやすくて良いコースだったので改めてもう一度走りたい」という手応え抜群のご要望があれば、すぐにリピートしましょう。コースも立ち寄る店も全て同じでも良いですし、ちょっと変化を求めてアレンジをしてみても良いでしょう。すでに走っているコースなので前より余裕も出てきて、サイクリングをさらに楽しめるのは間違いなしです。
・ガラッとコースを変える
「前回も良かったけど違うコースも走ってみたい」という好奇心あるご要望があれば、これもすぐにプランを立てて走りに行きましょう。前回海なら今回は山、自然いっぱいの所を走ったのなら次は走りやすい市街地の中にある色んなお店を自転車でブラブラなど。”こんな楽しみ方も出来るんですよ”の「引き出し」の中を見てもらう絶好の機会です。
・刺激のあるコースを走る
初心者の中にも刺激を求めるアグレッシブな方もおられます。相手がどこまでの刺激を求めているのかを、出来るだけ正確に把握しましょう。行き先に刺激が必要なのか、走るコースなのか、それによってプランも変わってきます。そしてどうしても走る距離が伸びたり、コースにアップダウンが増える可能性があるのでバランスも大切になります。六甲山を制覇する、淡路島を制覇する、とっておきの店にごはんやスィーツをはるばる食べに行く、秘境っぽい所にある温泉に入りに行くなど、刺激をモチベーションに走りましょう。
◎ネガティブなリアクションの場合