#④買ってからが心配?~安全安心快適に"サイクリング"を楽しむヒント~


「サイクリングは楽しそうだけど、スポーツサイクルって買ってからのメンテナンスや手入れとかが大変そう...」そんな不安をお持ちの方も多いと思います。

「そんな事ないよ~」や「確かにけっこう大変!」といろんな意見がありますが、「誰から目線なのか?」や「何と比べてなのか?」がはっきりせず本当のところがどうなのかがイマイチ。

そこで、少しでも分かりやすく"なに"と比べて"どんな人"にとって"どんなもんなのか?"を書いていきます。



スポーツサイクルは"ママチャリ"と比べて"ママチャリと同じように乗れて、整備や手入れをほとんどしなくてよいと思っている人"にとっては"かなりめんどくさく手のかかる乗り物"です。


今回のタイトルは「買ってから」となってますが、実は最初の最初、自転車を購入するところからすでに大変です。

ママチャリなら"車輪のインチ"や"変速""色"などある程度限られたパターンの中から、自分が「あればいいな」や「こっちの方がいい」と思うものを選んで決めます。実用性重視で価格もそこまで高くないので、そんなに悩むこともないと思います。

ところがスポーツサイクルの場合、趣味として乗られる方が多く、価格もある程度以上するので、自分の気に入ったものを探そうと悩みだすときりがありません。知れば知るほどバリエーションも多く、いろんな意見もあって何がなんだか分からなくなります。

まだ買ってもないのにすでにめんどくさいです。

そんなこんなで、何とか気に入ったものが見つかって買ったとします。


「盗られますか?」

ママチャリではあまり心配することのないこの悩み。買って間のないうちは特に気になります。「お気に入りの自転車でカフェまでサイクリング&おいしいカプチーノでまったり」のつもりが、「外にとめた自転車が気になって全然まったりどころではなかった」ということにも。実際は、駐輪場所などを選んで施錠もしていればある程度予防はできます。


「空気は入れないとダメですか?」

入れましょう。ママチャリでも入れましょう。スポーツサイクルはママチャリよりもかなり頻繁に空気を入れる必要があります。「おっ、だいぶんペコペコになってきたな」となってから入れているようでは走りが鈍くなりタイヤやチューブも傷みますし、すぐにパンクしてしまいます。空気を入れるところの「かたち」もママチャリとは違い、そこでもひと手間かかります。


「お手入れはするほうがいいですか?」

スポーツサイクルのコンディションを保つためには、マメに手入れをするのが理想です。しなくてもそれなりに乗ることはできますが、せっかく軽快に乗れるのにもったいないです。乗る頻度や状況によって違いますが、汚れなどがたまったひどい状態になってからするより、ちょっと汚れた時になるべく早めに手入れをする方が結果は楽でコンディションも良く保てます。というのが理想ですが、やっぱりめんどくさいと思います。


「雑に扱うと壊れますか?」

思っているほど壊れないかもしれませんが、意外にすぐ壊れるかもしれません。ママチャリを普段どれくらい雑に扱っているかによりますが、「ガシャーン」が当たり前みたいな感じで扱うと、どんどん壊れたり調子が悪くなると思います。自分は気を付けていても、駐輪所などで他の自転車に当てられてしまうということもあります。


「パンクの修理ってみなさんご自分でされるんですか?」

みなさんではありませんが、ご自分でされる方が多いです。街中以外のいろんなところにサイクリングに行くようになると、近くに自転車店のないような場所がほとんどです。パンクはどうしても起こり得るものなので、その時に自分で出来るか出来ないかは大きな違いになります。ひとりではなく誰かと一緒に走っている場合は助けてもらえる可能性もありますし、修理の装備さえあれば通りがかりの親切な人が助けてくれるかもしれません。でもいつもなんとかなるとは限らないので、自分で出来るようになるのはとても大切です。

ただやはりある程度の力や慣れが必要なので、全ての人が出来るようになるのは難しいかな~とも思います。どうしようもない場合はタクシーに乗せてもらうなどの手段もあります。


「まだ他にも何かありますか?」

あります。例えば変速。これも乗っていると微妙に調子が悪くなって、ギアが「スパッ」と変わりにくくなってきます。ブレーキも乗っているとだんだんフィーリングが変わってきます。ママチャリでも同じですが、スポーツサイクルではよりスポーティにスピードを出して走る事が多いので、シビアに調整をした方が気持ちよく乗れます。どちらも大がかりな調整は必要なく、ちょっとした調整で大丈夫ですが、ご自分でというのはなかなかかもしれません。

他にも細かいところでメンテナンスが必要だったり、ある程度乗り込んでいくと必要になる整備もあります。やはり、スポーツサイクルの性能を発揮して調子良く乗ろうと思うと、それなりの配慮と手間がかかります。


いかがでしょうか?

"とてもじゃないけど自分には無理!"なのか?"なんとか自分にもできそう!"なのか?

さんざんいろんなことを書いてから最後にこう言うのも何なんですが...

できるだけご自分で手入れの方法や最低限の修理を覚えてもらうのが理想ですが、それが苦手でも「"サイクリング"を楽しみたい!」という思いがあれば、何とかなると思います。周りの人たちが助けてくれたり、もちろんウチのような店を頼ってもらえば出来る限りのサポートをさせてもらいます。本当の目的は「"サイクリング"を楽しむこと」で「手入れの方法や修理を覚えること」ではないので!。