#③魅力はひとそれぞれPart②~安全安心快適に"サイクリング"を楽しむヒント~

前回はサイクリング全般に対して皆さんが
感じている魅力について書きました。
今回はロードバイクに乗る"サイクリング"での魅力について書いていきます。
「ロードバイク」と「ロードバイク以外」でそんなに違うの?と疑問に思われる方もおられると思います。
機材的な違いももちろん多少あるのですが、大きな違いは「グループ」で走るかどうかという"走り方"の違いです。数人のグループで走る機会の多いロードバイクならではの魅力を伺えました。
《ドラフティング感》
上記にもありますがグループで走ることの多いロードバイクならではの一番多い回答でした。「ドラフティング」というのは「他競技者あるいは車両の直後や真横を走行することにより、風圧を減少し競技上のアドバンテージを得ること(JTU競技規則より)」。自転車のロードレースで集団でかたまって走っているのはそういう理由からです。一般の"サイクリング"の場合で簡単に言うと「前の自転車にくっついて走ると楽に走れる」ということです。この感じを「ドラフティング感」と勝手に言ってますが、この感覚がたまらないという回答が多かったです。同じような意味で「みんなで走る感」というのも。
さらにこれが発展した回答で「力の差があっても一緒に走れる感」というのもありました。自分より速く走れる人と一緒に走るのは、普通ならどちらかが無理をするかペースを調整するかしないとダメなのですが、ドラフティングをして後ろを走らせてもらえば力の差があっても一緒に走れるということです。
《報われる感》
これはロードバイクに限らないとは思いますが、少しでも速く走れるようになりたいという思いで、ロードバイクに乗っている方からの回答です。
しんどくても辛くても、あきらめずに頑張って自転車に乗ってトレーニングをすれば、以前より「速く楽に走れるようになった!」という努力や苦労に対しての報われる感覚が魅力です。ビギナーの時期と長く乗ってからでは少し違いはあると思いますが、基本的に努力や練習は裏切らないものとされています。
同じような意味で「レースで結果を出せる感」というのも。ロードバイクのレースはいろんなところで開催されていて、それを目標に日々トレーニングされている方もたくさんおられます。
《自分の力を試せる感》
これはレースに限らず、「自分がどんなもんなのか?」という単純な疑問への答えが簡単に探せます。タイムを測定して走ってみたり、人と走って「自分はまだまだ」や「意外にいけてる」など。それがモチベーションアップにつながります。
《人と知り合う感》
友人を通じて一緒に走って知り合いが増えるなどの場合もありますが、SNSなどで同じ趣味の人同士が知り合い、それがもとで実際に一緒に走ったりというのも。遠距離でも知り合いが出来て、会いに行ったときに一緒にサイクリングを楽しんだりという今どきの交友関係もエンジョイできるみたいです。
《やってる人みんな頭おかしい感》
あまりコメントできませんが、確かに良い意味でそういう方もいらっしゃいます。他の趣味と比べてどうかというと分かりませんが、辛うじて"みんな"ではないと思っています。
いかがでしたでしょうか?想像通りの回答もあれば、その人その人の独特な魅力の感じ方に「なるほど」と思われたのではないでしょうか?
短い言葉で言おうとすると難しいところもあり、"サイクリング"の魅力を全て聞けたとは思いません。これから"サイクリング"をと考えている方は、ちょっとでも「走ってみたいなぁ~」と思ったらとりあえずやってみる、というので良いんじゃないでしょうか?みんなきっかけはそんな単純なところからだと思います。